琵琶湖湖畔の佐川美術館で開催中の田中一村展に行ってきました。
佐川美術館は初めて行きます。
美術館には、JR守山駅よりバスで30分以上かかり、神戸からはなかなかの距離です。
ややアクセスが不便でそして悪天候なので入場者少ないだろうと思ったのは大きな間違いでした。会場にはたくさんの人が。
食事を、館内でとろうと、目的地優先にしたらカフェも満杯。
結局、JR守山に戻るまで(3時半過ぎ)まで食事できずでした。
食事は先にすまして現地に行くのがベターです。
大好きな田中一村の絵のためには我慢我慢でしょうか。
さて同時開催中の平山郁夫展にはほとんど目もくれず、まっすぐ田中一村展へみな直行です。もちろん白猫応援隊長も。
田中一村生誕110年危険回顧展だそうで、展示作品は神童と呼ばれた一村の初期の初期の作品から奄美時代の作品まで4期に分けられて展示されてました。
子供のころの作品でもとにかく見事でした。
奄美のころの作品が少なかったのがちょっと残念。
この有名なアダンの海辺は、展示期間が終了し、現在は箱根の岡田美術館で開催中の田中一村展に展示中で、現在はコピーが展示されてました。
この作品には精魂を注ぎ込んで描いたので、署名する気力もなくなったとの説明。
今回の展示品にはかなりの解説パネルが置いてあるので、作品がずっと楽しめて鑑賞できました。
奄美に引っ越すための資金を得るために描いた襖絵が展示してあるのがすごく良かったです。
こんな襖絵のある和室に寝転んでみることができるならそれはそれは至福に違いないと思いました。
また一村直筆の色紙が展示されて、それには、「もう(染色)工場では働かない。好きな絵を描いていく」との言葉が、その言葉が心に刺さりました。
どんなに絵を描くことが好きだったのかと。
極貧でも絵を描くことがまず大事だったのでしょう。
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